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クラスター管理の概要
このページはKubernetesクラスターの作成や管理者向けの内容です。Kubernetesのコアコンセプトについてある程度精通していることを前提とします。
クラスターのプランニング
Kubernetesクラスターの計画、セットアップ、設定の例を知るには設定のガイドを参照してください。この記事で列挙されているソリューションはディストリビューション と呼ばれます。
ガイドを選択する前に、いくつかの考慮事項を挙げます。
- ユーザーのコンピューター上でKubernetesを試したいでしょうか、それとも高可用性のあるマルチノードクラスターを構築したいでしょうか?あなたのニーズにあったディストリビューションを選択してください。
- もしあなたが高可用性を求める場合、 複数ゾーンにまたがるクラスターの設定について学んでください。
- Google Kubernetes EngineのようなホストされているKubernetesクラスターを使用するのか、それとも自分自身でクラスターをホストするのでしょうか?
- 使用するクラスターはオンプレミスなのか、それともクラウド(IaaS) でしょうか?Kubernetesはハイブリッドクラスターを直接サポートしていません。その代わりユーザーは複数のクラスターをセットアップできます。
- Kubernetesを 「ベアメタル」なハードウェア上で稼働させますか?それとも仮想マシン(VMs) 上で稼働させますか?
- もしオンプレミスでKubernetesを構築する場合、どのネットワークモデルが最適か検討してください。
- ただクラスターを稼働させたいだけでしょうか、それともKubernetesプロジェクトのコードの開発を行いたいでしょうか?もし後者の場合、開発が進行中のディストリビューションを選択してください。いくつかのディストリビューションはバイナリリリースのみ使用していますが、多くの選択肢があります。
- クラスターを稼働させるのに必要なコンポーネントについてよく理解してください。
注意: 全てのディストリビューションがアクティブにメンテナンスされている訳ではありません。最新バージョンのKubernetesでテストされたディストリビューションを選択してください。
クラスターの管理
クラスターの管理では、クラスターのライフサイクルに関するいくつかのトピックを紹介しています。例えば、新規クラスターの作成、クラスターのマスターやワーカーノードのアップグレード、ノードのメンテナンスの実施(例: カーネルのアップグレード)、稼働中のクラスターのKubernetes APIバージョンのアップグレードについてです。
ノードの管理方法について学んでください。
共有クラスターにおけるリソースクォータのセットアップと管理方法について学んでください。
クラスターをセキュアにする
Certificatesでは、異なるツールチェインを使用して証明書を作成する方法を説明します。
Kubernetes コンテナの環境では、Kubernetesノード上でのKubeletが管理するコンテナの環境について説明します。
Kubernetes APIへのアクセス制御では、ユーザーとサービスアカウントの権限の設定方法について説明します。
認証では、様々な認証オプションを含むKubernetesでの認証について説明します。
認可では、認証とは別に、HTTPリクエストの処理方法を制御します。
アドミッションコントローラーの使用では、認証と認可の後にKubernetes APIに対するリクエストをインターセプトするプラグインについて説明します。
Kubernetesクラスターでのsysctlの使用では、管理者向けにカーネルパラメーターを設定するため
sysctl
コマンドラインツールの使用方法について解説します。クラスターの監査では、Kubernetesの監査ログの扱い方について解説します。
kubeletをセキュアにする
オプションのクラスターサービス
DNSのインテグレーションでは、DNS名をKubernetes Serviceに直接名前解決する方法を解説します。
クラスターアクティビィのロギングと監視では、Kubernetesにおけるロギングがどのように行われ、どう実装されているかについて解説します。